こんにちは。ASIARIAN編集部(@SG_Asiarian)です。
これまでシンガポールでは、6月14日、21日の2段階に分けて、フェーズ3(高警戒レベル)が緩和されてきました。
警戒しつつの段階的な緩和の甲斐あってか、各国で猛威をふるうデルタ株流入にも関わらず、国内感染状況は落ち着きを取り戻しつつあります。
7月7日には、シンガポール保健省(MOH)より、さらなる緩和の発表もありました。
そこで今回は、最新の規制緩和についての情報と今後の予定をお届けします。
適用予定の緩和(7月12日~)
フェーズ3(高警戒レベル)の新たな規制緩和は、7月12日より適用予定です。
具体的には以下のルールが適用される予定となっています。
- 外食の人数上限
- 結婚披露宴の再開
- 室内でのマスクなしの運動
- 職場での集まり
1.外食での集まり上限人数
外食の上限人数が、現行の2人から、5人に引き上げられます。
店内で大声を出したりなどは飛沫感染の要因になるので、引き続き店内での音楽演奏やライブなどは禁止です。
2.結婚や披露宴の再開
結婚や披露宴は、入場前検査「Pre-Event Testing (PET)」を実施すれば、250人以下での実施が可能となります。
参加者が50人以下の場合は、新郎・新婦・関係者のみの入場前検査で開催できます。
3.マスクなし室内運動
マスク有り野外運動と同様、マスクなし屋内運動(ジム・スタジオ)が、5人まで可能となります。
スポーツやエクササイズでのレッスンは、引き続き全体でインストラクターを含めて50人迄です。
4.職場での集まり
職場や公共交通機関での接触を減らすため、引き続き在宅勤務がデフォルトです。
事業者は、出勤が必要な従業員がいる場合、時差出勤やフレックスタイムで出勤させなければなりません。
職場での集まりは可能となりますが、人数は5人以下までとなります。
今後の予定
自宅で気軽に検査できる抗体検査キットは、6月16日からドラッグスアで購入可能となっていました。
しかし7月16日からは、スーパーやコンビニでも、購入が可能となます。
今後はシンガポールでは、ワクチン接種者に対しては、異なる措置を取っていきます。
Vaccin8te pic.twitter.com/3G6ldBNjqP
— Mothership.sg (@MothershipSG) July 7, 2021
国内ワクチン接種プログラムを完了した人は、ワクチン未接種者と比べ、より多くのコミュニティ活動に参加できるようになります。
このまま感染が安定し、人口の50%がワクチン接種を完了したタイミングで、以下の緩和措置を検討しているとことです。
- 集まれる上限人数を8人まで引上げ
- 映画館・礼拝・ライブ・スポーツイベント・結婚式等はワクチン接種完了者は500人まで
- マスクなし室内運動は、ワクチン接種完了者8人まで、それ以外は5人まで
- 在宅勤務はデフォルトとしつつ、ワクチン接種割合に応じ出社を許可する
以上、簡単ではありますが、シンガポールでの7月12日からのルールと今後の予定のアップデートでした。
シンガポール国内では、デルタ株による感染爆発を食い止めに成功したムードが漂っていますが、引き続きマスク装着やソーシャルディスタンスを徹底していきましょう。
まだ、ワクチン接種の予約してない方は、下記のリンクから予約可能です。
(参照元)
- シンガポール保健省(MOHホームページ):https://www.moh.gov.sg/
- シンガポール政府WhatsApp:https://go.gov.sg/whatsapp