【39】クリスマスシーズンに向けて新たな規制緩和&一部強化が決定!シンガポール政府の発表内容まとめ(2021年11月20日時点)

こんにちは、ライターEtsuma(@Etsuma2)です。本日シンガポール政府より、コロナ対策ルールの新たな発表がありました。

約2か月ぶりに、1組5人までの会食・社交的な集まりがOKになるほか、ブースターワクチン接種条件の変更、またワクチン未接種の方に対する規制強化も発表されました。

早速ですが、簡単に纏めていきたいと思います。

外食・社交的集まりの人数制限緩和

11月22日(月)より、ワクチン接種済みの人は、1組5人までの会食・社交的な集まり、1日5人まで訪問者の受け入れがOKとなります。

現在、同一世帯に限り1組5人までの外食が可能となっていますが、11月22日からは、離れた場所に暮らす家族や親戚、友人との集まりが可能となります。

ホーカーセンターやコピティアムは、ワクチン接種ステータスがきちんと確認できる配備があれば、翌11月23日(火)より5人まで店内飲食がOKとなります。

一方、2022年1月1日より、医学的理由がなく自らの選択でワクチンを打っていない方は、ワクチンステータスの代わりに24時間以内の陰性結果の提示をすることは無効となります。

つまり、今後は以下の条件に該当する人のみ、商業施設等に出入りすることができるようになります。

  • ワクチン接種済みの人(2回終わり、14日以上経っている人)
  • 医師の診断により、医学的な理由で打てない人
  • 270日以内にコロナから回復した人
  • 年齢が低すぎて打てない子供

図書館・コミュニティクラブの活動について

自らの選択でワクチンを打っていない人は、12月1日より、図書館への入館・コミュニティセンターで開催されるシニア向けプログラムの参加が禁止になります。

医学的な理由でワクチンが打てない人は、医師の診断書があれば、引き続き利用が可能となります。(現在、TraceTogetherへ反映ができるようアップデート中です。)

このように、ワクチン接種の有無で条件が変わるルール=「Vaccination-Differentiated Safe Management Measures (通称”VDS”もしくは”Vaccination-Differentiated SMMs”)」 は、今後も様々な場所・サービスで適用されていくと思われます。

ワクチン接種を終えていない方は、ご注意ください。

3回目のブースター接種のルール変更

11月24日より、ワクチン接種2回目から5か月以上経った30歳以上の人は、3回目のブースター接種を受けることができます。

これまでは、30~59歳の人は6か月以上、60歳以上の人は5か月以上経過していることが推奨されてきましたが、今後は30歳以上の全ての人が対象となります。

対象者には随時SMSで予約のためのメッセージが届きますが、モデルナの会場であれば、ウォークインで接種することもできます。

シンガポールでは現在、全人口の22%の人がブースター接種を終えています。今回、期間が1か月早まったことにより、年末までには約50%の人が3回目の接種を終える計算となるそうです。

今回は、国内ルールの変更に焦点を当てて纏めてみました。ワクチン・トラベル・レーン(VTL)は、残念ながらまだ日本との渡航は含まれませんが、国内規制が再び緩和傾向に動いていますので、国境制限の方も朗報が来ることを祈りたいと思います。

(参照元)