チャイナタウンの隠れスポット☆体験型ショップが並ぶパールズ・ヒル・テラスへ行ってみよう♪

こんにちは、ライターEtsuma(@Etsuma2)です。今日は、チャイナタウンの隠れたアートスポットについてご紹介します。

シンガポールには、ギルマン・バラックス(Gillman Barracks)やミュージアム・オブ・アイスクリーム(Museum of Ice Cream)など、古い兵舎を改築した施設がいくつか存在します。

(ミュージアム・オブ・アイスクリームを紹介した過去記事はコチラ▼)

今回私が訪れたのは、チャイナタウンの丘の上にあるパールズ・ヒル・テラス(Pearl’s Hill Terrace)

建物内にはアートギャラリーや陶芸・フラワー・音楽教室などの他、珍しい体験型のショップが並び、中には日本と深く関わりがあるモノも・・・。

それではさっそく、ご紹介していきます♪

カジュアルな茶道体験@Asaru Studio

Asaru Studio(Pearl’s Hill Terrace, #01-07)では、1人30ドルで美味しいお抹茶や和風デザートを提供してくれます。完全予約制で週末のみの営業です。

お店の外観はとてもシンプルで、大きな看板などは出ていません。

店内にはアパレルや雑貨、食器なども販売されており、予約時に支払った30ドルはクレジットとして使用でき、店内で50ドル以上の買い物をした場合、30ドル割引となります。

予約した時間になるとカウンターへ案内され、お抹茶1杯・カステラ・季節のフルーツの白玉あんみつ・玄米茶2杯が提供されます。(※お菓子やデザートは時期によって内容が変わる可能性があります。)

カウンター越しで立った状態のカジュアルなスタイルですが、本格的な日本茶や和風デザートを楽しむことができます。

お店の方に少しお話を伺いましたが、コロナ禍で人と人が直接触れ合える場所が減ってしまったからこそ、”誰かの家に招待してもらったような雰囲気のお店”を作りたかった、とのこと。

日本の文化を海外目線で楽しんでみたい、という方はぜひチェックしてみてください。

標本アート@Black Crow Taxidermy & Art

Black Crow Taxidermy & Art(Pearl’s Hill Terrace, #01-10)では、標本アートを作るワークショップを開催しています。(他のお客様がちょうど講習中だったため、店内の撮影は控えています。)

綺麗な蝶々や昆虫の標本を作り、ドーム型のガラスケース等に入れてアートとして楽しむもので、ワークショップは5歳以上が対象となっています。

こちらのお店では、なんと動物の剥製を作るサービスを提供しています。犬、猫、ウサギ、鳥、亀は料金表がありますが、それ以外の動物は応相談。制作には最短でも3~4か月、通常7~8か月かかるようです。

亡くなったペットを剥製や骨格標本にされたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

トートバックのお店「The Everyday Studio」

こちらは体験型ショップではありませんが、個人的に一目惚れした商品があったのでご紹介します。

The Everyday Studio by The Everyday Club(Pearl’s Hill Terrace, #01-16)では、日本から輸入した16オンスのキャンバス生地で作ったオリジナルトートバックを販売しています。

しっかりした厚みがある一方、中にはペットボトルを収納するベルトやポケットもあり、日本製の良質な生地感と機能性の両方を備えていながら、値段は50ドル前後とお手頃価格です。

こちらのバッグ(↓)は60ドル。生地の柄と大きさが気に入り、即決しました。

お店をオープンしてまだ10か月ということですが、シンガポール人の若手クリエイターの今後の活躍が楽しみです。

施設案内

パールズ・ヒル・テラスは、チャイナタウンのランドマーク「People’s Park Complex(珍珠坊)」裏の丘の上にあります。

People’s Parkのホーカーセンターを突き抜けると、建物に続く階段が見えます。タクシーで来る場合は、この看板(↓)が目印です。(駐車場に入ると料金を取られる可能性があるため、この辺りで下車することをオススメします。)

メインの入り口には大きなスヌーピーの置き物があり、奥へ突き抜けると、左右に長い廊下と中央にテラス席のカフェがあります。

どこか懐かしい学校のような雰囲気ですが、人が少なくまさに都会の隠れスポット。

人混みに疲れてしまった方や、ちょっと変わった体験型ショップへ行ってみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。