世界的な現代アートの祭典「Affordable Art Fair Singapore 2019」体験レポート♪

こんにちは。ライターのEtsumaです。

みなさんは今年でシンガポール開催10回目を迎える、世界的な現代アートのイベント「Affordable Art Fair(アフォーダブル・アート・フェア)」をご存知ですか?

アフォーダブル・アート・フェアとは、世界中のギャラリーが集い、全ての作品が15,000ドル以下という、文字通り”アフォーダブル(手ごろ)”な価格のアート作品を展示・販売しているイベントのこと。1999年にロンドンでスタートしました。

開催地はロンドンとシンガポールのほか、アムステルダム、ブリュッセル、ニューヨーク、ミラノ、ハンブルク、ストックホルム、香港となっています。

今年シンガポールでは、例年通りF1ピットビルディングで11月22日~24日まで3日間開催され、世界各地から83のギャラリーが出展しました。

会場に並ぶ作品は、200ドル以下の手ごろな絵画から、1万ドルを超える彫刻などさまざま。今回は、シンガポールでのイベント最終日の様子をご紹介したいと思います。

チケット購入と入場

本イベントの*一般チケットは一人20シンガポールドル(約1,600円 *16歳以下は無料)で、公式ウェブサイトから買う事ができます

ウェブサイトで購入後、Eメールでバーコード付きのチケットが送られてきますので、印刷しなくても、携帯でバーコードを見せるだけで入場可能です。

チケットの種類は様々あります。早割りで一人16シンガポールドル(約1,280円)。夜のトークショーやワークショップを含めたチケットは一人*27シンガポールドル(約2,160円 *早割り有)。

学生もしくは60歳以上の方は、当日会場入り口にて、*一人10シンガポールドル(約800円 *身分証明書提示義務あり)で特別チケットを買うこともできます。

会場は2階と3階にあり、各階とも全体的に広々とした空間になっていますので、べビーカーを引いたお子様連れのご家族なども、落ち着いて移動できます。

また各階にカフェがあり、3階にはより広い休憩スペースもありますので、移動に疲れた方でも一息つきながら見ることができます。

こちらはキッズの体験コーナー。絵具を使ったお絵かきや、立体アートで遊んだりすることもできます。

時間帯にもよりますが、アーティストがその場で描く様子を見ることもできます。

展示の様子

各ブースには様々な国のアーティスト作品が並び、基本的に撮影はOKです。(一部、撮影によって作品自体に影響が出るものは、撮影不可のマークあり)。各ブースにはギャラリーの人がいますので、気になる作品がある場合は、その作品について詳しい説明を聞くこともできます。

作品の脇に、作品名や販売価格などが書かれた札がありますが、こういった色付きシールが貼ってある作品は、既にSold Outとなっています。

手前に見えるのは、バルーンアートを模した置き物。奥にはディズニーキャラクターやレゴをモチーフにした作品が並び、こちらのブースでは家族連れの子供たちも鑑賞を楽しんでいました。

こちらは、ハンコを集めて描かれた作品。遠くから見るとマリリンモンローに見えますが、近くで見ると一つ一つバラバラのハンコで作られており、非常にユニークな作品です。

廃棄カセットで作られたアート作品

こちらは、シンガポールにあるReHyphenという団体からの出展。こちらでは、廃棄カセットテープを使って、アート作品を作っています。

昨今、電子機器の廃棄問題が世界的にも話題となっておりますが、こちらの団体では、廃棄カセットをアートにすることでリサイクル活動の一端を担っています。

このように、一本一本を取り出し、編み込んで作品にしていきます。

なんとこちらのマイケルジャクソン。本当にマイケルジャクソンのカセットから取り出したテープのみで作られています。作品へのこだわりが感じられます。

イベントの感想

今回のイベント、ぜひまた来年も行きたいと思いました。

もちろん、自宅や仕事場に飾るためにアート作品を探しに来た、という方にはもってこいなのですが、例えばこんな人にもおススメです!

  • コレクターではないし、知識が深いわけでもないけど、現代アートが好き
  • 一人で街のギャラリーに入りづらい
  • 今までアート作品は買ったことがないけど、初めて何かを買ってみたい
  • 子供連れで遊べるイベントに行きたい

今まで行ったことが無いという方は、来年の情報もチェックしてぜひ行ってみてくださいね!







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