インターネットは我々の生活になくてはならないものになりました。シンガポールに旅行に来ても住んでいても、常にネットに接続できる環境があるのとないのでは、生活の便利さに雲泥の差があります。
シンガポールに移住して住むとなると現地での通信環境は必須です。またシンガポールへの旅行者は、日本でWifiルーターを借りているのでなければ、現地のプリペイドSIMカードを購入する必要がありますよね。
シンガポールでのSIMカードの購入・契約方法と、展開されている通信会社を確認していきましょう。

SIMカードの契約タイプは3種類
シンガポールの携帯電話は全てSIMフリーです。リテイラーショップで本体を購入してから、キャリアを決めることができます。キャリアの乗り換えも自由です。電話番号を維持したままキャリアの乗り換えもできます。
長期滞在者は通信キャリアでSIMを2年契約するのが一般的です。その場合2年縛りになりますが、本体が大幅に割引になりします。
プリペイド契約
・SIMフリーのスマートフォン本体を事前に用意する必要がある
・先払い式の短期滞在者向けのSIMカードだが受信も有効期限(3ヶ月~半年)がある
・有効期限が過ぎそうになったらトップアップ(チャージ)して期間延長することができる
・ネット利用もする事ができるがデータ通信費は高額なので直ぐに支払額を超えてしまう
ポストペイド契約
・SIMフリーのスマートフォン本体を事前に用意する必要がある
・毎月支払い義務があるがいつでも解約可能なので中期滞在者向け
・2年契約やプリペイドに比べてデータ通信費用が安い
・特殊な端末でデータをガンガン使いたい人におすすめ
2年契約
・スマートフォン本体は不要で格安で端末が購入できる
・毎月支払い義務がある上に2年以内に解約した場合は違約金も支払う必要がでてくる
・2年間問題なく使うと結果的にはポストペイド契約よりお得になる
・月額費用はポストペイド契約よりも割高
SIMカードを契約するには
通常シンガポールに住む外国人が、ポストペイドか2年縛りでSIMカードを契約するには、以下の書類をプロバイダに持参する必要があります。
・パスポート
・就労ビザ(Employment Pass、S Pass等)
・住所確認書類(クレジットカード請求書、自宅に送付された手紙など)
外国人が2年契約をする場合、ビザの残存期間がが半年以上ないと受け付けてもらえません。
また、S Passビザ所持者は契約する場合はデポジットを徴収されたり、契約が1年になるなど、ビザの種類によっても違いがあります。
シンガポール3大通信キャリア
シンガポールには、日本や他のアジアの国と同じように、シンガポールにも以下の3つ大きな通信キャリアが’あります。
通信会社 | 特徴 |
シングテル(Singtel) | シンガポールで最大の通信業者。日本のドコモ(docomo)のようなイメージ。SingtelはSingapore Telecomの略。 |
スターハブ(Starhub) | シンガポールで2番手の通信業者。日本のKDDI(AU)のようなイメージ。ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続を提供している。 |
エムワン(M1) | シンガポールで3番手の通信業者。日本のソフトバンク(Softbank)のようなイメージ。通信速度は他の2社に比べ速くないが、最も安価に契約できる。 |
普及率はシングテルが約半数、スターハブが約25%強、エムワンが約25%弱。通信速度もシングテルが一番安定しているとの噂がありますが、こればかりは状況や場所によって異なります。
とはいえ、特にどのキャリアでも違いはないので、好きなキャリアを選ぶとよいでしょう。どのキャリアも最も安いプランは月S50ドル(4,000円)以下です。
プリペイド契約だと高くつく場合がほとんどなので、旅行者でもない限り準備が整った時点ですぐにポストペイドか2年縛りの契約をするとよいでしょう。
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