こんにちは。ライターEtsumaです。
オシャレなカフェやブティックが並ぶエリアとして、若者の注目を集めるチョンバルエリア。その魅力はなんといってもノスタルジックな風景。シンガポールでは珍しい低層の古い公団住宅(HDB)が並び、新旧が融合するユニークなスポットとなっています。
チョンバルと言えばカフェのイメージですが、実はリーズナブルで美味しい中華料理店もいくつかあります。そこで今回は、チョンバル(Tiong Bahru)で、気になるオススメ中華をご紹介します。
Lao Si Chuan Restaurant(老四川)
チョンバルの中心部にある、リンクホテルは、1950~1960年に建てられた古いHDBを改築して作られたホテルとして、同エリアのランドマーク的な存在になっています。
最初にご紹介するのは、このリンクホテルの一階にある四川料理のお店「Lao Si Chuan Restaurant(老四川)」です。
店名 | Lao Si Chuan Restaurant(老四川) |
住所 | 50 Tiong Bahru Rd, Singapore 168733 |
電話番号 | 6222 9489 |
店内は、ゆったりと座れるソファ席が中心で、注文はタブレット端末を使うため、中国語や英語がわからなくても大丈夫。
価格はリーズナブルで、本格的な四川料理が味わえます。
オススメは、濃厚なスパイスが効いた麻婆豆腐と、クセになる味付けのインゲン豆の炒め物。どちらも一皿8.80シンガポールドル(約700円)。サイズは小さいです、二人で充分な量です。
そのほか、麻婆茄子15.80シンガポールドル(約1,264円)、鶏肉とピーナッツの炒め物16.80シンガポールドル(約1,344円)など、低価格で美味しい四川料理の定番が味わえます。
あのリー・シェンロン首相も、2016年父の日のお祝いで訪れたことがあるようです。
Ting Heng Seafood Restaurant(鼎興美味魚頭爐)
リンクホテルの西側で、老四川から徒歩2分程度の距離にあるのが、海鮮中華レストラン「Ting Heng Seafood Restaurant(鼎興美味魚頭爐)」です。
店名 | Ting Heng Seafood Restaurant(鼎興美味魚頭爐) |
住所 | 82 Tiong Poh Rd, Singapore 160082 |
電話番号 | 6323 6093 |
こちらのお店では、シンガポールではなかなか食べられない福建炒飯(あんかけチャーハン)を食べることができます。
香港などの物と比べると、味付けは薄めですが、濃い中華に飽きた方にはお勧めです。こちらは、大中小とサイズを選ぶことができ、写真のサイズは小で、一皿10シンガポールドル(約800円)です。
シンガポールでおなじみの、バンブークラムもありますが、海鮮メニューは、全て時価となっています。値段が気になる方は予めチェックして注文しましょう。
このほか、スチームボート鍋や、カエル料理など、多くのメニューを取り揃えています。
周辺スポット
こちらは、“チョンバル”の名前を流行らせたといっても過言ではない、「チョンバルベーカリー(Tiong Bahru Bakery)」本店。豊富なクロワッサンメニューが有名です。
店名 | チョンバルベーカリー(Tiong Bahru Bakery) |
住所 | 01-70 Tiong Bahru Rd, Singapore 160056 |
電話番号 | 6220 3430 |
チョンバルベーカリーはTing Heng Seafood Restaurantから、道を渡って徒歩1分ほどの距離にあります。同じEng Hoon Street沿いには、もう一つのおしゃれカフェ、「プライヴ(Prive)」があります。
Priveの対角線の反対側には、大きなフードコートで有名な「チョンバル・マーケット(Tiong Bahru Market)」があります。歴史を感じるレトロなデザインが特徴です。
このほか、Priveの裏側(チョンバルロード側)には、名前の通り、ノスタルジックな外観の「ノスタルジア ホテル(Nostalgia Hotel)」があり、隣はリンクホテルへと続いています。
このように古き良き街並みが残る、チョンバル・エリア。散策にも最適で、安くて美味しい中華も楽しめますので、まだ行ったことがないという方は、ぜひ遊びに行ってみてください。