シンガポールの生活トラブル!冷蔵庫の温度が急に上昇したら…そんな時どうする?

シンガポールといえば、街中に高級コンドミニアムが溢れ、都会的でスタイリッシュな、洗練されたイメージを持つ方も少なくないかもしれません。

ですが、忘れてはならないのは、ここは東南アジアということ。

高い家賃を払って綺麗なコンドミニアムに住んでいるのに、「何故こんなにありえないトラブルが起きるのか!?」と不満を爆発させているのは、筆者だけではないと思います。

例えば…

  • 壁にすぐ亀裂が走る
  • 無駄に天井が高いので脚立が無いと開けられない棚が結構ある
  • 備え付けの家電製品が欧州系メーカーの物が多く、見慣れないボタンがいっぱいで最初は使い方がさっぱりわからない(特に洗濯機)
  • キッチンの下や洗面台の下など排水用の穴がいくつもあり、そこからゴキブリやアリが堂々と侵入する。(参考:シンガポールのコンドミニアムの床は、一般的に大理石でツルツルとした表面をしており、掃除の際にモップをかける人が多く、排水を流す目的でそうした穴が作られているそうです。)
  • ヤモリと同居は当たり前。

※ヤモリを寄せ付けない方法は、こちらをぜひご参考ください↓

…と、数え上げるとキリがありません。

今回は、その中でも家電トラブルについてお伝えしていきたいと思います。

冷凍庫に起きた悲劇。

シンガポールの最近のコンドミニアムは、下の写真のように、壁に冷蔵庫が埋まっているデザインをよく見かけます。こちらはイタリアのARISTONというメーカーです。

問題は、ある日の仕事からの帰宅後、突然起きました。

冷蔵庫が「ピーピーピーピー」と突然音を発し、全く鳴りやむ気配がないのです。

なかのディスプレイを見てみると、冷凍庫の方に「A2」の文字が。その時、なんとなく中が冷えてない(?)ように感じました。

原因がよくわからないので、とりあえず電源を一旦オフにして、また付け直してみる。すると、ちゃんと「-18℃」に復活したので、とりあえずそのままに。

夜中4:00。突然の「ピーピーピーピー」アゲイン。

寝ぼけながらディスプレイを見てみるとまた「A2」。同じようにオフ→オン→温度マイナス18度に設定。なんとかいけそうだったので、もう一度寝て、次の日はそのまま一日仕事に出かけることに。

夜22:00頃、帰宅すると…「ピーピーピーピー」。なんと、また「A2」に。案の定、冷凍庫に入れていた物は全て常温解凍状態

すぐさまオーナーに来てもらい、マニュアルを受け取ると、”A2”というのは「中の温度が上がってますよ」という表示だという事がわかりました。

しかし、そもそも温度が上がった原因がわからないため、結局解決策は見いだせず…。

最後の望みをかけて、もう一度ブレーカーからオフ→オンをやりました。

ですが、その日の夜中3:30と早朝5:00にも「ピーピーピーピー」音に起こされる羽目になり、最終的に修理業者に来てもらうことに。

原因と結果は…

器用に冷蔵庫のパーツをはがし、原因を探っていく修理業者。

もともと冷蔵庫の中には食品をそれほど入れていませんし、ぎゅうぎゅう詰めで温度が下がったとも考えにくく、ドアもしっかり閉まるので冷気が逃げているとも考えられません。

ただ冷却機にも霜がほぼついてなかったことから、恐らくは、「中のコンプレッサーの異常だろう…」という事でしたが、壁に埋め込まれているので、肝心の中を見ることができません(泣)。

冷却器にきちんと霜が最低限付くようになるまでアチコチを調整。正常に動き始めたかな?と感じたくらいのところで、とりあえずこれで様子をみてください、という結果に。

…そして業者が帰った2時間後、恐れていた事態がまた発生。再び「ピーピーピーピー」とまた鳴り始めたのです。

結局オーナーとの話し合いの結果、新規購入するということになりました。

気を付けるべきポイント

今回、修理業者の方に来てもらい、一つ学習したこと。それは、「壁に埋め込まれたタイプの冷蔵庫があるコンドミニアムは避けるべき」という事です。

修理業者の間では、こういうタイプの冷蔵庫はよくトラブルを起こすことで有名らしいです。見た目がいいからといって、安易に決めてはいけません。

万一の事が起きた時、プロの業者もすぐ解決できるような、シンプルな物件を探すことをおススメします。







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