こんにちは。ライターEtsumaです。以前、2019年6月にリニューアルオープンしたFunan Mall(フナンモール)を紹介させて頂きました。
今回は、その後モール内に新しくオープンしたテナントの中で、特に気になる3つのスポットをご紹介します。
AMORE STORE × Lazada
こちらは、通販サイトLazadaと、韓国の大手化粧品メーカー・アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)社が共同で運営するO2O型・体験ショップです。
アモーレパシフィック社が展開するコスメブランドの中で、まだシンガポール国内で販売されていない新商品のサンプルを試すことができ、Lazadaを通じて買ってもらうというコンセプトのお店です。
店内にある商品は全て、店頭で支払うのではなく、Lazadaでのみ購入ができます。つまり、実際の商品を手に取ってもらい、購入する際、値札についているバーコードをスマホで読み取り、Lazada上で商品を購入するという流れになります。
店頭に在庫があり、その場で手渡せる商品は”in store pickup”、在庫が無く韓国から取り寄せて配達する場合は”ship from KR”、試供品がもらえるものは”free sample”と表記されています。
実際に店内を見渡してみると、多くの商品は”ship from KR”となっていましたので、基本的にはLazada上で買い物をして商品を待つ時間と大差はありませんが、シンガポールに入ってきていない商品を実際に手に取り試すことができるという点で、とてもユニークなお店です。
BERNINA(ベルニナ)
こちらはスイスのミシンメーカー、ベルニナ(BERNINA)社の「コ・ソーイング・スペース」です。今流行りのコワーキングスペースと似ていますが、こちらでは時間制のミシンのレンタルサービスや初心者向けのワークショップを開催しています。
レンタルサービスやワークショップの申し込みはこちらのウェブサイトの「Workshop」「Rental」のページから行えます。
レンタル料金は1時間15シンガポールドルで、そのほか4時間パック、8時間パック、12時間パックがあります。(学生は1時間12シンガポールドル)
ワークショップは、バッグやポーチなど作りたいアイテムを選び、インストラクターに教えてもらいながら実際に製作します。料金はアイテムにより1回55~100シンガポールドルで、材料は全て含まれます。
法人向けイベントも企画しており、一人当たり50~70シンガポールドルの費用でチームビルディングのイベントを開催しています。
「チームビルディング」といえば、=砂浜でゲーム、というイメージですが、ミシンを使った裁縫のチームビルディング、というのは一体どういうものなのか?とても気になります。
8名以下はこちらのFunanモール会場で、8名を超える場合は、M38という場所での開催になります。詳しくはホームページからお問い合わせください。
劇団WILD RICE(ワイルド・ライス)
Funanの4階には、The Ngee Knogsi Theatreという劇場が入っています。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが運営するスワン・シアターにインスパイアされたという358席のシアターで、シンガポール人の舞台俳優Ivan Heng氏によって2000年に設立された劇団、「WILD RICE(ワイルド・ライス)」の本拠地となっています。
2020年1月~7月まで8つの舞台劇や演奏会などの公演が予定されており、詳しいスケジュールは会場入り口のパンフレットか、ウェブサイトの「What’s On」ページからチェックできます。
チケットの料金は、公演プログラムによって、100シンガポールドル以下もあれば、100シンガポールドル以上のものもあります。
座席の位置、階層によっても料金が変わってきますので、見たいプログラムのチケット購入のページにて、細かくチェックすることをお勧めします。
このほかにも、Funanにはオープン時には無かったお店がいくつか増えています。
まだ一度も行ったことが無いという方や、オープン以来行ってないという方は、ぜひFunan(フナン)モールを一度覗いてみてください。