シンガポールで賃貸のコンドミニアムを探す際の注意点!避けるべき物件とは?

こんにちは。ライターEtsuma(@Etsuma2)です。

今回は、シンガポール在住歴4年、引っ越し回数3回の私が、賃貸でコンドミニアムをお探しの方向けに、不良物件を選ばないためのコツをお伝えします。(”コツ”というと聞こえがいいですが、単なる失敗談です。)

私たち夫婦はいつもエージェントを使わず、PropertyGuru(プロパティグル)というウェブサイトで調べ、興味のある物件の投稿主に直接連絡をとり、内見して気に入れば契約する、という方法を取っています。

そのため、もし賃貸物件に欠陥があった際は、自分たちで業者を手配するか、オーナーやオーナー側のエージェントに交渉するなどして解決しています。

今回紹介させて頂くコツも、私たちのように直接トラブルに対処しなければならない方向けの内容、となっています。

水漏れで判明した天井裏の欠陥

先日、エアコンの水漏れ問題について記事を書きましたが、実は後日談があります。

写真(↑)のエアコンの左下角部分に、排水管が通る穴が見えますが、実はここから水漏れが続き、前回お世話になった業者さんが、翌日すぐに見に来てくれました。

色々調べてくださった後、どうやらこの水漏れの原因は、エアコン本体ではなく、天井裏を通る配水管に小さなヒビか隙間があるのではないか?という結論に達したのです。

シャワー室の天井を開け、実際に配水管を触ると、ベタベタと水滴が付いていました。業者さん曰く、天井裏の配水管に問題があり、水が漏れている場合は、天井に水シミがあるとのこと。

入居時から気づいていましたが、しっかりシミが付いていました・・・。残念ですが、天井裏に張り巡らせた配水管を修理するには、大きな工事が必要となってしまいますので、水漏れのエアコンは一旦使わないことに決めました。

このように、今まで入居した物件では度々トラブルが発生し、それが原因で引っ越しを繰り返してきたのですが、今回も一筋縄ではいきませんでした。

今の物件に移り、最初の2年の間に起こったのは、1か月ほど死闘して完全制圧した虫トラブル(↓)くらいだったのですが、3年目に突入してから、バルコニーの排水管が詰まったり、少しずつ排水トラブルに見舞われるようになってきました。

しかし賃貸がまだ約2年ありますので、逃げることはできません。

不良物件を避けるためのポイントは?

シンガポールのコンドミニアムは、見た目はオシャレで洗練された印象が多いですが、とにかく期待は禁物です。

最初の頃、私たちが物件を選ぶ際にチェックしていたポイントは、主に以下の点でした。

  • ロケーション
  • 広さ
  • 値段
  • シャワーの水圧
  • 全体の清潔感
  • ジムやプール等のファシリティ

しかし、次物件を探すときは、以下の点を追加でチェックしようと思います。

  • 天井に目立つ水シミがない
  • トイレタンクや冷蔵庫が壁に埋まっていない、従来型のもの
  • ベッドの下が清潔かどうか

天井の水シミは、前項でお伝えした配水管トラブルを避けるためです。

二つ目の点は、以前記事(↓)にも書きましたが、最近のデザインで、トイレタンクや冷蔵庫が壁に埋まっているタイプのものは、故障した時が大変です。業者もすぐに取り外せなかったり手が届かなかったりするので、従来型の物をお勧めします。

最後のベッド下の清潔感は、前回の「シバンムシとの闘い」でも書きましたが、内見の時にチェックを見落としがちな点です。

物件を貸し出す際、見えない部分まで清潔にしていないケースがあり、それが後々トラブルになるということもありますので、交渉の際にはオーナー側によく伝えておきましょう。

虫問題の解決策

以前記事にも書きましたが、私の大嫌いなヤモリ・G・アリ問題については、以下の2つでほぼ制圧できました。

  • 2か月に1回、ペストコントロールを入れる
  • 網戸をつける

“ほぼ”と書いたのは、一度玄関からGが飛び込んできたことがあったからです。しかしペストコントロールのスプレーが散布された場所を通った為、勝手にお亡くなりになっていました。

ただしペストコントロールは、小さいお子さんやペットがいない方向けです。(業者から最初に必ず確認をされます)

こちらの記事も、ぜひ参考にしてみてください。

外の害虫を寄せ付けないよう、毎日掃除も徹底すれば、遭遇する確率は年に1回あるかないかまで抑え込めます。

ルームシェア問題(読者さんの体験記)

最後に、ルームシェアにまつわるトラブルで困っている方は、ASIARIANの読者さんの体験談をつづった、シンガポールの賃貸裁判記録(↓)がとても参考になると思います。

シンガポールならではの様々な問題がとてもリアルにレポートされています。ぜひこちらも読んでみてください。