こんにちは。ライターEtsuma(@Etsuma2)です。本日シンガポール政府より、6月21日以降の規制緩和について、具体的な発表がありました。
待ちに待った店内飲食やジム、学習塾などが解禁となりますが、まだまだ細かい人数制限ルールがあります。
今回は、シンガポールのフェーズ3(高警戒レベル)の中で、6月21日から緩和されるポイントについて纏めていきます。
店内飲食のルールについて
多くの人が一番待ち望んていたのは、やはりレストランやカフェでの飲食ではないでしょうか。6月21日以降、1グループ2人まで店内飲食が可能となります。
ややこしいのは3人以上の家族の場合で、注意が必要です。
まず6月21日以降、以下のパターンはOK(*)となります。(*18日現在の発表内容より)
- 1人で飲食
- 同じ居住場所から来た2人で飲食
- 異なる居住場所から来た2人で飲食
- 同じ居住場所から来た3人以上で、1テーブルあたり2人以下とし、複数のテーブルで飲食
Check this infographic to see if you can dine in or not with your friends/family! pic.twitter.com/cuI8CzKJ08
— Mothership.sg (@MothershipSG) June 18, 2021
現時点では、子供2人+両親の4人家族であっても、2つのテーブルに分ける必要があります。小さなお子さんが含まれたとしても、3人以上で1つのテーブルを使うことは許可されていません。
ジム・学習塾等の再開について
6月21日以降、店内飲食の他に、以下の活動も再開となります。
【ジム・フィットネススタジオ】
室内でのマスク未着用の運動・・・1グループ2人まで
室内でのマスク着用のクラス・・・1クラス30人まで(1グループ5人まで)
室外でのマスク未着用のクラス・・・1クラス30人まで(1グループ5人まで)
【学習塾・習い事】
1クラス50人まで、1グループ5人まで
【映画館】
1グループ2人以下で、館内の飲食OK
いずれも、人と人との距離、グループ間の距離は安全性を確保する基準に沿って配置されます。その他の活動は現行ルールのままで、詳しくはMOH(保健省)の一覧表をご確認ください。
今後の見通し
本日の会見では、コロナ感染状況が落ち着けば、7月中旬頃、店内飲食は1グループ5人以下まで緩和する可能性を示唆していますが、それまでは上記の細かいルールを順守する必要があります。
現在シンガポールでは、49%の人が一回目のワクチン接種を終え、35%の人が二回のワクチン接種を完了していますが、70歳以上の高齢者については、接種の割合が高くありません。
そのため、政府は規制緩和を一度に進めるのではなく、今回のように段階的に実施することで時間を稼ぎ、特に高齢者など体の弱い人々へのワクチン普及を進めたいと考えています。
まだまだ制限はありますが、少しづつ経済再開の道が見えていますので、ルールを守りつつ、次のフェーズを楽しみに待ちましょう。
(参考元)
- シンガポール保健省(MOH)
“COMMUNITY MEASURES FROM 21 JUNE 2021” - TODAY
“Dining in allowed from June 21, but limited to 2 persons per table; 5-person cap stays for other social gatherings” - mothership
“Dining-in to resume from June 21, for groups of up to 2 persons”